ランザックのサイズについて

*ランドセルは、年々大型化していますが、本当に大きければ良いのでしょうか?


現在市販されているサイズは大別して、【A4教材対応】<【A4クリアファイル】<【A4フラットファイル】の3種類
現在では、最も大きい【A4フラットファイル】が増えています。
大きくなれば当然重たくなります、身体的負担増でも必要な大きさか考える必要があります。

ランザックのサイズポリシー 

毎日使うものだから、軽量・小型で身体的負担を軽減、その上で実用性も兼ね備える。

・ランザックは、【A4クリアファイル】サイズ。市販されている3~4種類の中では中間の大きさです。
・【A4クリアファイル】サイズが、お子様の身体的負担が少なく、実用性を確保できると考えます。
帆布ならではの柔軟性により、小型サイズでも【A4フラットファイル】を収納可能


*身体的負担について

 ・新入学生の体型は、20年前とほぼ同じ  (参考資料:文部科学省 平成26年度学校保健統計調査)
・ランドセルは、2010年に【A4クリアファイル】サイズが発売、以後、【A4フラットファイル】サイズが登場。

  体型が大きくならないのにランドセルのみ大型化すると

背負い易さの条件:お子様の背中の長さ > ランドセルの背面の長さ を覆す危険性が生じる
(参考資料:All About ランドセルのサイズについて)

ランドセルが大きくなると、腰より下で支えることになり身体的負担が増大

*実用的なサイズについて

 ランドセルの大型化は、【A4フラットファイル】を収納することを想定したためであるが、
・実際には、通学に持ち運ぶケースは少ない(学校で保管して使用することが多い)
ランザックであれば、側面強化板を外せば【A4フラットファイル】も収納可能

写真は側面強化板を外した状態。布の特性上、横幅は広がるためA4フラットファイルも収納可能。